外断熱の2つの工法

外断熱の工法には大きく分けて2つの工法「湿式工法」と「乾式工法」があります。
どちらも優れた特長がありますので比べてみましょう。

  湿式工法 乾式工法
断熱材の入れ方 断熱材と躯体を接着剤で止める 断熱材と躯体を金具で止める
使用可能な断熱材 ポリスチレンフォーム等の硬い断熱材 ポリスチレンフォーム等の硬い断熱材やロックウール、グラスウール等のやわらかい断熱材など多くの断熱材が選択可能
外壁仕上げ モルタル、タイル貼り、サイディング、左官仕上げなど サイディング、ガルバリウム鋼板など多岐
通気層 通気層はありません 断熱材と外壁の間に通気層があります
断熱材

繊維系断熱材料
・ロックウール(岩綿)
・グラスウール

固体系断熱材料
・EPS(発泡スチロール)
・押出法ポリスチレンフォーム
・硬質ウレタンフォーム

繊維系断熱材料
・ロックウール(岩綿)
・グラスウール

断熱材の固定方法 接着による固定 金具による物理的固定
工期 木造建築より少し長い 湿式工法より少し長い
RCへの負担 少ない 湿式よりは大きい
代表的な工法 アルセコ外断熱システム、RC-B EV外断熱工法

 

 

 

 

 

 

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