外断熱住宅 4つのルール
RC(鉄筋コンクリート)の外断熱だけでいいの?
RC(鉄筋コンクリート)の外断熱の家は冬暖かく、夏涼しい。確かに間違いではありません。
ただそれを実現するには、RC(鉄筋コンクリート)の外断熱の家を建てるだけでは不十分です。
冬暖かく、夏涼しい家を実現するには、以下の外断熱工法4つのルール(基本条件)があって初めて成立します。
(1)断熱 | (2)高気密 | (3)計画換気 | (4)計画冷暖房 |
(1)断熱
家全体を均一の温度になるように構造体(躯体)の外側に断熱材をしっかり施工します。国内の地域により断熱材の使用量(厚み)は異なります。
地域にあわせた厚みを確保しましょう。
(2)計画冷暖房
構造体(躯体)を暖め、冷やすために、計画的な冷暖房を設計・実施し、その使い方をきちんと理解と実践しなければなりません。
(3)高気密
断熱で蓄熱体であるコンクリートが暖かく(冷たく)なります。
その熱を逃がさないよう室内は高気密である必要があります。
(4)計画換気
高気密であっても、換気されていなければ汚れた空気が滞留します。
計画的な換気を行なうように設計しなければなりません。
これら4つの条件できちんと設計されなければ、快適な室内環境の実現ができませんので、
十分に建築会社と打ち合わせをしましょう。
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