外断熱と冷暖房
外断熱工法の家での冷暖房とは？
在来工法の充填断熱（内断熱）の家と違い、蓄熱体であるコンクリートで囲まれた家ですので、そのコンクリートの蓄熱体の温度コントロールをいかにするか、がすべてです。
空気を汚さない暖房機器が基本
外断熱工法の家（気密性の高い家はすべて）では空気を汚さない暖房機器が基本です。
「空気を汚さない」とは「ガス」「石油（灯油）」「薪」などが燃えた後の空気を室内に排出しないことです。
二酸化炭素で汚れた空気な上、以外に思われる方が多いですが、ガスや灯油は燃えた後に同量に近い「水蒸気」を排出しますので、室内の湿度が急激に上がります。
そのため冷えたガラスや室内壁で結露が発生する可能性が高まるからです。
外断熱工法の家での良い暖房器具は
外断熱工法の家（気密性の高い家はすべて）で良い暖房器具は、エアコン、床暖房、ＦＦ式の石油ストーブ・ペレットストーブ、深夜電力利用の蓄熱式暖房機、ボイラー式温水暖房、電気ストーブなどが最適です。
外断熱工法の家での冷房機器は
冷房ですが、まずは窓を開けて空気を入れてコンクリートの蓄熱体を冷やします。
次にエアコンをドライ運転で２４時間運転。それだけでひと夏、十分涼しい室内環境が可能です。
多少暑さを感じたらエアコンの温度を下げて運転しましょう。
エアコンは、運転開始の時が一番電力を使い、室内が設定温度に達するまでパワーを使い続けます。
ドライ運転で長時間運転の方がずっとエコな使い方になります。
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